弟、龍馬の手紙読む、姉、乙女… 2009年1月31日

小林綾子さん(女優)先日、女優の小林 綾子さんと、シンセサイザー奏者・作曲家の西村 直記さんが館に来られた。

実は今年、お二人に「龍馬の手紙」を読む朗読・コンサートなるイベントをお願いしてある。
来高はその第1回目の打ち合わせ。
龍馬の手紙は、館の目玉である。
中でも、龍馬が姉の乙女に宛てた手紙は、龍馬の真情にあふれている。
龍馬を人間的に理解するには最も分かりやすい資料と言っていい。
そこで小林さんに「乙女」になってもらって、弟、龍馬から届いた手紙を読んでもらう。
龍馬の心だけでなく、弟を思う姉の心も表現していただく。
資料だけでは窺えない“幕末の世界”が生まれるはずである。
西村さん作曲の龍馬の曲がサイドを固める。
館の学芸員の解説が事態をコメントする。
打ち合わせは2時間あまり。
話は一挙に確信に及んだ。
「やりましょう」小林さんの目が光った。
西村さんは「いい曲、考えます」とはや天井を見上げる。
目はつむっていた。
「あの姉ヤンに書いた手紙が読まれるがか。こそばいけんどまあえいか。たのしみぜよ。」
龍馬の声が聞えた。

本番は11月14日。高知県立美術館ホールだ。