土佐弁しおり 2010年3月27日

土佐弁しおり今、土佐弁がブームらしい。

記念館にもこんな問い合わせの電話がかかってくる。
「土佐弁で『私はあなたが好きです』はどう言ったらいいですか?」

先日見たサスペンスドラマのキーパーソンとなる人物は「土佐弁の男」だった。
土佐弁の男が借金の無心をしていた。

当館では2008年7月に「ほいたら待ちゆうき 龍馬」という本を出版しました。
龍馬記念館を訪れた龍馬ファンが龍馬へ宛てた手紙をまとめたもので、
入館者の言葉を通して、龍馬からのメッセージが聞こえてくる、
手前味噌ですが、本当にいい本です。
名だたる出版社の方々からも太鼓判を押していただきましたが、
売れ行きはいまひとつ。
出版社の方によると、理由はただ一つ。
「タイトルの意味が分からない」
のだそうです…。

「ほいたら」とは「それでは」という意味の土佐弁で、
「ほいたら行くかね」(それでは行きましょうか)とか、
「ほいたら始めるぞね」(それでは始めます)といった使い方をします。
歌舞伎役者で俳優の市川染五郎さんが『竜馬がゆく』で龍馬役を演じられた際、
撮影現場で流行った土佐弁が「ほいたら」だったそうで、
私たちも日常でよく使っている言葉です。

全国的に土佐弁が注目されている今こそ
「ほいたら待ちゆうき 龍馬」を多くの方に知っていただくチャンスと、
このたび、”土佐弁しおり”を製作いたしました☆
龍馬記念館で「ほいたら待ちゆうき 龍馬」をお買い上げいただいた方に
プレゼントいたします。

この”土佐弁しおり”は「龍馬劇場編」14種類と
「龍馬の手紙編」6種類の20種類があります。
龍馬劇場編では、龍馬や姉の乙女、妻のお龍、初恋相手の加尾、
さらに以蔵などが登場し、龍馬と交わす会話の中で使われている土佐弁を解説しています。
職員Yさんオリジナルの挿絵が土佐弁の微妙なニュアンスを分かりやすくしてくれます。
龍馬の手紙編では、龍馬の手紙の中で実際に土佐弁が使われている部分をピックアップして解説しています。

土佐弁飛び交う高知の龍馬記念館で手作りした”土佐弁しおり”。
ぜひ、生の土佐弁に触れていただきたいと思います。

ちなみに、「私はあなたが好きです」を龍馬が言うとこうなります。
「わしはおまんが好きやき」

実際に、今そんな土佐弁を使う人は・・・あまりいません。