「幕末の志士たち×書家・高松紅真」展 2010年4月15日

ぎゃらりい展示風景「高松紅真」展 書家・高松紅真さんはいつも和服姿である。それがよく似合う。ギャラリーで展示作業をする時でも同じだ。時に脚立に上ったりもするから見ていてはらはらさせられる。しかしご本人は「慣れていますからホホホ」と屈託ない。だがこの「ホホホ」が曲者で、笑いながら自分の意思はなかなか曲げない。分類が許されるならさしずめ”強情張り組”。だから、高松先生に展覧会をお願いする際にはこちらもいつも以上に腹を据えてかからねばならぬ。いい緊張感ではある。その展覧会を現在開催中である。館2階の南詰め「海の見える・ぎゃらりい」で「幕末の志士たち×高松紅真」展。
昨年3月から今年4月まで、入館者の皆さんに投票してもらった「あなたの好きな幕末の人物」を得票順に並べた。因みに1位、坂本龍馬 2位 勝海舟 3位 西郷隆盛 4位 土方歳三 5位 ジョン万次郎 6位高杉晋作 7位 桂小五郎 8位 お龍、同、中岡慎太郎 9位 沖田総司 10位 天璋院となった。得票総数5646票。これで順位は別にして特筆すべきは龍馬の得票数である。実に3717票。一人で過半数を超えている。
地の利、大河ドラマの影響を計算しても龍馬はやっぱりすごい。
さて、高松さんはこの龍馬をどんな筆で表現するやら。「天空」「回天」などの字が見える。お龍は「舞」海舟は「風」慎太郎「源流」番外の弥太郎は「野人」。踊るような筆致が迫力である。面白い。自分の思いと重ねてみるとなお楽しいと思う。
展示は4月26日までである。