今年もやったぜ!門松作り! 2010年12月23日

龍馬!龍馬!龍馬!と日本中が龍馬で沸いた今年も残りわずかとなりました。当館では、新年にお客様を迎えるにあたり毎年、この時期に門松を作ります。

雨が吹き込む中の作業 館長、副館長、ボランティアの方、隣の国民宿舎職員、そして門松作り二年目の私の総勢8名が集まり、まずは、竹を採りに高知市土佐山の竹林へ。
門松作り当日は、あいにくの雨で、しかも午後からは低気圧が近づくために大雨になるという予報の中、竹の伐採が始まりました。当館の門松は、高さ2メートル60センチ、直径が60センチの大きな門松となります。そんな大きな門松に必要な竹というと胴回りが太くりっぱであり、そして直径60センチを埋める程の竹が必要となります。
雨脚が徐々に強まる中、必要な本数をもくもくと切っていきます。
「館長さん、そっちの方向に竹が倒れるきねぇ、気をつけてよ。」
「山中さん、なるべくまっすぐで太い竹を選んで切りよ。」
毎年、門松作りを先頭に立って仕切ってくれるボランティアの今久保さんの声が竹林に響きます。

竹を隙間なく詰めていきます 午後になり、竹を運びこんだ記念館玄関前でいよいよ門松作りの開始です。まずは、中心に立つ3本組の組み立てです。これは、ベテランの今久保さんを中心にボランティアの方が、手際よくチェーンソーやドリルを使い、仕上げていきます。私は、3本組を取り囲む竹を長さ70センチ幅にそろえて切っていきます。
雨をよけるため、記念館玄関前の半分はブルーシートで隠れ、雨は強まり、激しさを増していく、そしてチェーンソーやのこぎりの音が響く。午後から記念館に来館されたお客様は、入口で大変びっくりされたことかと思います。
3本組の竹がりっぱに完成した頃、周りを取り囲む竹も切り終わり、いよいよ組み立てにかかります。ここからは一気に仕上げていきます。まずは、3本組を立て、その周りに竹を置いていきます。竹は、直径60センチのワイヤー内に隙間なく置いていきます。竹が動かないように隙間という隙間まで木槌を使い、竹を詰めていきます。ワイヤー内には、3本組を中心におよそ30本の竹がバランスよく置かれ、やっと門松本体が完成です。2メートル60センチという大きな門松一対が記念館玄関前に立ち上がりました。朝からの作業の疲れがふっとぶような存在感です。見入っている目の前で、今久保さんが、松や梅、そして南天をバランスよく挿していきます。門松がお化粧をしていくかのように華やいでいき、そして一気にお正月を迎える風景に変わっていきました。

門松と龍馬がお出迎え! 門松は、記念館が閉館する午後5時前に完成。遠くで門松を見ようとブルーシートから外に出ると、雨はすでにやんでおり、もやに包まれた記念館に一対の門松が見事に完成していました。