“おかえりなさい” 2014年4月14日

先週から報道されています通り、龍馬の新史料が見つかり、
当館に寄託されることになりました。
18日から6月1日(日)までの期間、特別展示を行う予定です。

↑NHKの収録の様子

事の発端は、NHKからの一本の電話でした。
「龍馬の手紙かどうか見てほしい」ということでしたが、そのような依頼を受けて
見てみても偽物がほとんどなので、最初はみな半信半疑でした。
ですが、これが龍馬直筆のものと確認され、まだ世に知られない
未出の史料ということが分かり、さらに街頭でインタビューした方が
偶然持っていたということで、驚きは数倍になりました。
歴史にたずさわる立場にあって、龍馬のような有名人の手紙で、
全く世に知られないものがまだあったことには、本当に驚きを禁じ得ません。

同時に、この手紙が龍馬の手を離れてから147年間、ひとりぼっちで長い旅をしてきて、
最終的に龍馬のふるさと・高知に帰ってきてくれたことがとても嬉しいです。
土佐弁で言うと「ようもんた!」(よく帰ってきてくれた!)ということになりますが、
心から「おかえりなさい」の言葉をかけてあげたいと思います。

この手紙が無事に高知に帰ってこれたのは、147年間、いろいろな人が
この手紙を「龍馬の手紙」として大切に守ってきてくれたからでもあります。
寄託を決めてくださった現所蔵者の秦さんをはじめ、
これまでこの手紙に関わってこられた全ての方にお礼申し上げます。

ともあれ、18日以降GW中もずっと、この手紙は展示しております。
たくさんのお客さまのご来館をお待ちしています。