好きな幕末の志士 2006年1月17日

一昨年の11月、梼原ではもう一週間もすれば雪が降るという頃、坂本龍馬記念館のカルチャーサポーターと歩く“龍馬脱藩の道”ツアーに参加した。

朝8時半に高知県民文化ホールを出発、葉山村を通って、東津野村へ。
国道197号線から細い道に入る。赤ちゃんの手のひらほどの大きさの真っ赤な紅葉がはらはらと舞う階段を登ると、そこには風に向かって立つ吉村虎太郎がいた。一つに束ねた髪と着物が風にたなびいている。龍馬の銅像は“静”、対する、虎太郎の銅像は“動”である。

土佐の庄屋出身の吉村虎太郎は、土佐勤王党に参加、脱藩し、大和で挙兵するが諸藩兵に攻められて鷲家口に戦死した。彼が最期に詠んだ詩。

“ 吉野山 風にみだるるもみぢ葉は 我が打つ太刀の血煙と見よ ”

鮮やかな赤色をした紅葉の舞う中で聴いた虎太郎のその詩は、私の心に大きく響いた。
それが吉村虎太郎との出会い。

幕末の志士の中では吉村虎太郎が一番好き。
歴史は以前から好きだったけれど、志半ばで果てていった虎太郎が何を目指して、どう行動したかを知りたいと、より歴史に興味を持つようになった。

この春にも梼原町で”脱藩の道バスツアー”を行う予定です。
みなさんにもこのような出会いがあるかもしれません。
ぜひご参加ください。