この場所 2006年3月2日

記念館の入口を入ってすぐのところに大きな六曲屏風がある。
作家の司馬遼太郎さんが、坂本龍馬の銅像が桂浜に立って60年を迎えた年に還暦のお祝いにとよせてくださったメッセージを、銅像建立の発起人である入交さんが揮毫してくださったものだ。

「 銅像の龍馬さん、おめでとう。
あなたは、この場所を気に入っておられるようですね。
私もここが大好きです。
世界じゅうで、あなたが立つ場所はここしかないのではないかと、
私はここに来るたびに思うのです・・・ 」

記念館の屋上から海を眺めると、水平線が弧を描いているのが分かる。
地球が”丸い”ということを、私はここに立ったときに初めて実感したように思う。
この広い海のはるか彼方に、まだ見ぬ土地があってまだ会ったことのない人たちがいるのならぜひとも会ってみたい、そんな気持ちになる。
龍馬もこんな気持ちで海を眺めたのだろうか。
司馬さんの言葉をお借りすると、龍馬の記念館が立つ場所はココしかないように思う。
大きな海に乗り出すように建てられた坂本龍馬の記念館。
”龍馬の気持ちになれる場所”です。