「うたから生まれた作品たち」展 2006年6月6日

“海の見える・ぎゃらりい”6月の展示は秋山香純さんにお願いした。
見事、海をバックに、夢のある空間が出現した。
色彩的にも、言葉的にも。
面白いのは17枚の絵に、それぞれキャプションの詩が付いていることだ。
絵と詩が奏でる世界は妙に切ない。
傷心の旅路をさまよう、あなたと私である。
「だれもがひとりぼっち・」「会いたいよ・・」「暗闇が怖い・・・」「一緒に暮らそう・・・・」
暗くなりそうな言葉の行列なんだが、絵を見ていると反対にさっぱり感がある。
もしかすると、そのアンバランスが生み出す調和が、秋山さんの狙いなのかも知れぬ。
波音が聞こえ、窓の外を見る。
波間にはタンカーがゆったり腰をすえている。
水平線はわずかにぼやけている。
空気は澄んで陽光は白いのに、海は重たい。
梅雨入りである。
6月17日(土)の夜、秋山さんは今度は詩を歌う。
友人の山崎あずみさんとのバンド「モノタイプ」のライブである。
ボーカル秋山、ギター山崎。
梅雨を忘れさせてくれそうである。
秋山さんの絵と詩と歌を楽しみに来てほしいと思う。