運命を信じる 2006年6月24日

私はこの世には”運命”というものがあると信じている。

私がこの坂本龍馬記念館に勤めることになったのは1回のジャンケンがきっかけでした。
大学3回生の夏、企業実習をすることになり、希望の実習先の定員が決まっていたため、希望者全員でジャンケンをすることに・・・。
このジャンケンで勝ったのが、最初のさいしょの”運命”。

希望の実習先での実習初日は高知市の観光施設の見学。
「ここは県立ながやけど・・・」と連れてきてもらったのが、ここ坂本龍馬記念館だった。
私の家から記念館までは車で5分。けれど、こんなに近くに坂本龍馬の記念館があるなんて全然知らなかった!!
これが2度目の”運命”。

大学4回生になって、学芸員の資格取得のため博物館で実習をすることになった。
希望の実習先はもちろん、前年の夏、運命的に出会った「高知県立坂本龍馬記念館」。
実は、初めに実習の受入れのお願いをしたときにはあまりいい返事はもらえなかったのだけど・・・、
これも運命が味方をしてくれたのか、その夏、ここ坂本龍馬記念館で実習をさせていただいた。
これが3度目の”運命”。

龍馬記念館での実習は本当に勉強になり、本当に楽しくて、私は実習の最終日、大泣きに泣いて、
お世話になったみなさんにお礼の言葉を言うことができなかったほど・・・。
もともと博物館を見るのが大好きで、夢中になるとごはんも食べずに丸1日見ることも。
夏は涼しくて、冬はあったかい、時が経つのも忘れ、外の世界のことを忘れてしまう、博物館という「空間」が好きだった。
だから何でもいい、博物館に関わる仕事をしたいと思っていた。
しかし、実習をしてみて分かったことが、学芸員もそれ以外の仕事にしても博物館に関わる仕事に就くのは本当に狭き門だということだった・・・。

―ところが、龍馬記念館での実習を終えて3日後、「もっと龍馬のことを知りたいな」と思って記念館のHPを見てみると「職員採用試験の案内」という文字が目に入った。
すぐには信じられなかったけれど、よく読んでみると、やっぱり間違いなく新たに採用する職員の採用試験の案内だった。
記念館のHPを見たのはそれが初めてだった。
これが4度目の”運命”。

しかし、そのとき私は大学の4回生で、新職員の勤務開始日は9月1日から。
もう卒業に必要な単位は取っていたし卒論もほとんど出来上がっていたので、自分としては問題はなかったけれど、
学生にも受験資格はあるのかとか色々悩んで・・・、悩んだ挙句、何も知らないフリをして受験申し込みをしたのだった。
するとちゃんと受験票が届き試験を受けることに。
試験は面接と小論文で、どちらも自信はなかったけれど、ここでも運命が味方をしてくれて、今ここで働いている。

記念館に入ってからは龍馬の結んでくれた縁でたくさんの人たちと知り合うことができた。
みなさんとの出会いがあって今の私があると、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
やっぱりこれも運命のおかげかな☆