坂本龍馬とチェ・ゲバラ?! 2006年10月9日

『竜馬の妻とその愛人』というタイトルを耳にされたことがあるだろうか。脚本家三谷幸喜が劇団東京ヴォードヴィルショーのために書き下ろした作品で、舞台や映画になっている。昨秋、劇団東京ヴォードヴィルショーの舞台が高知でも上演された。再演に再演を重ねた役者陣の余裕ある芝居に、ほぼ満席の観客はすこぶる良く反応していた。この舞台が、丁度今月の5日~7日までジャパンソサエティの招聘公演としてニューヨークで上演されたそうである。
海外で上演するに当たり「“坂本龍馬”をどのように紹介すればいいのでしょうか?」というマスコミからの質問に対して、「“チェ・ゲバラ”のような人物です。」と答えていたらしい。それが三谷幸喜氏の言葉なのか、劇団主宰の佐藤B作氏の言葉なのか私も聞いた話なので定かではないが、いずれにせよその答えに興味を持った。
「坂本龍馬はチェ・ゲバラのような人物?」土佐に生まれた龍馬とアルゼンチンで誕生したゲバラ。どちらも偉大なる革命家であり、今なお人々の心に残る。龍馬は1867年33才で暗殺。ゲバラは1967年39才で処刑された。龍馬の死より丁度100年後のことである。そして両者ともその人気の衰えを知らない。
来館者の中にもゲバラのTシャツを着ている方がいらした。この方は『拝啓龍馬殿』に、スペイン語でメッセージを残しており、氏名にも“チェ・~”とご本人の名前を書いてあった。ちなみに県外の方だが、2度目の来館だったそうである。
ゲバラの遺体が発見された後、彼の次女や旧同志が受けた取材に、「チェ・ゲバラという人間の最も優れた資質は何だったと思いますか?」という質問に、「人を愛する才能です。」と皆が同じ返答をしたと本で読んだことがある。また、龍馬のヒューマニズムについては多くの書籍が物語っているように、龍馬とゲバラの相似している部分は、果たしてこんなところにあるのかもしれない。
さて、「?」の回答は??