北の大地・坂本直行(12) 2006年11月18日

直行展が始まりました。
オープニングの15日には、地元浦戸小学校の児童をはじめ浦戸地区住民の皆様、待ちかねたようにお越しいただいた方たちで終日賑わいました。「すばらしい」「素直な絵ですね」「迫力がある」「見に来てよかった」等々の声をいただいたことで、開催の実感と喜びがわいてきました。
今回、遠く北海道各地から直行の絵をお借りしました。あれほど高知に来ることを拒み、龍馬を語らなかったという直行さん。そんな人の残した絵や身近なものたちが海を渡ってやってくる。搬出時には、感無量、万感の思いが込み上げてきました。
龍馬生誕の日の15日には、直行さんのご長男登さん、従弟の土居晴夫さんもお越しくださり、熱心にご覧いただきました。
「土佐和紙に大きく引き伸ばした写真の数々も大好評です。ハンサムな直行さんは開拓農民時代の貧しさの中にいるときが一番カッコいい。それは内面の充実が表れている時代だからでしょう。友人知人の撮った写真が多く残っていて、そこに開拓一家の様子が生き生きと映されています。
「農耕馬(ドサンコ)を囲んで集っている一家の底抜けに明るい表情を見ていると、私も50年前の我が家のことが思い出され、懐かしさで胸が一杯になり、集合時間が迫っても立ち去り難い思いでした」(横浜市・男性)。こんな手紙を寄せてくださった方もいます。
「坂本直行展」は始まったばかりですが、直行さんは当館にすっかり馴染んでいます。お借りした絵画や資料は12月、2月には入れ替えの予定です。販売している六花亭のお菓子やグッズも大好評。
一度だけでなく、何度でも直行さんに会いにお越しください。