新しき年へ 2006年12月29日

「坂本直行展」。始まったと思ったらもう一ヶ月を超えている。
どうこう言っても4ヶ月半の長丁場だとのんきに構えていたが、このペースだと、とてもとても息を抜く暇などありそうにない。
第一、館は今年、年中無休を宣言した。つまり大晦日も、元旦もない。
特に元日は、午前7時30分開館である。初日の出に合わせて桂浜は人出でにぎわう。午前4時になると桂浜周辺の道路は車で埋まりびくとも動かない。館のお隣り国民宿舎「桂浜荘」は年末年始に空き部屋はない。そんなお客さんが言う。「お正月、どこか行くところがないかね?」。これに応えなくてはお隣りとしての分が立たぬというものであろう。龍馬記念館開館以来初めての元日オープンとなったわけだ。

お正月を前に先日、一部展示の入れ替えを行った。一度つつきだすと、あれもこれもになって、結局作業は深夜までかかった。翌日改めて見て、正直“よかった”と我ながら納得した。ぐっと館全体が引き締まった感じがするのだ。以前が良くなかったと言うのではなく、良かったものがさらに良くなったと思ってほしい。
展示物の一つ一つが磨かれた茶碗のようにぴかぴか光って見えた。館の入り口には大きな門松が、日高山脈(壁画)を従えて寒風に背筋を伸ばしている。内部の企画展スタート地点にはお正月用の松がすっくと生けられた。

今日の桂浜は、冬の陽でまぶしい。
北山には雪。
水平線はブルーの帯、一直線。
風は冷たし。ほてった頬には心地よしである。

皆様、良いお年を!そして2007年もよろしくお願いします。 坂本龍馬記念館