ありがとう 2007年3月17日

“ありがとう”には色んな意味が込められていると思う。

私は、コンビニに行っても、服を買いに行っても、どこに行っても、必ず「ありがとう」と言って店を出ることにしている。
それは単に、自分が接客の仕事をしていて、お客様から「ありがとう」と言ってもらうと本当にうれしくて、
「あぁ、この仕事をやってて良かったな。どんなに忙しくても笑顔で頑張ろう」という気持ちになれるから、
というだけの理由なのだが、「ありがとう」と言われて腹を立てる人は、まずいないと思う。
“ありがとう”は元気をくれる言葉。

ときには、忙しさのあまりに笑顔を忘れていて、お客様の「ありがとう」という言葉に、はっとさせられることがある。
“ありがとう”は“頑張って!”にもなる。

人のために何かをやっていて、それが予想以上に大変な仕事だったとき、それを引き受けたことを後悔することがある。
それでも何とかやり遂げて、相手から「ありがとう」と言ってもらった瞬間、それまでの大変だったことは忘れて、心がほわっとあったかくなる。
“ありがとう”は心の栄養ドリンク☆

自分が博物館に行って、その内容に本当に満足して感動して「来て良かった!絶対にまた来よう!!」と思ったとき、
「○○が良かった!□□に感動した!!」と気持ちを伝えたいところだけど、グッと抑えてひとこと「ありがとう」と言う。
これは、素敵なものに出会えた喜びの“ありがとう”。

“ありがとう”は言われた方も、言った方も、気持ちがいい。

3月7日、高知からお越しの70歳の男性のアンケートの感想欄に
「大きな画が描ける人物(画家)だと思います。ありがとう。」とあって、この最後の「ありがとう。」が強く心に残った。
ふと、ひとつ前の項目を見ると「館内を見学した満足度は?」の問いの「大満足!」が大きく○で囲まれていた。
この”ありがとう”は「大満足!」の”ありがとう”であると同時に、これからもお客様から「ありがとう」と言っていただける、
言いたくなるような展示ができるよう努力していかなければならないという、私たち記念館職員へのエールにも感じられた。