独り言Ⅱ 2007年4月21日

ストレスの解消法やリフレッシュの仕方は人それぞれ色々な方法があると思う。因みに、私の場合は芸術鑑賞である。アート、音楽、舞台など、とにかく自分で見たいと思ったものを観ることである。そしてその鑑賞したものが本当に良いものであった時、頭のてっぺんから爪先まで体内が浄化され至福の時を過ごした事が、その余韻と伴に心の糧となっていく。

現代では何事においても選択肢が非常に広がって来ているので本当に良いものを選ぶことの方が難しいかもしれない。けれどもそれを選択し、見極めるのは自分自身である。その目を養うにはとにかく本物をたくさん観る事に尽きると思う。

先日ある人物が描いている作品を見せてもらった。風景の色が今一つ納得いかないと話していた。そして、ある美術展に赴いた後再度描き始めた作品は、大胆に色合いが変わり、明らかに以前とは異なっていた。
やはり「いいものを観なくてはね。」という話に落ち着いた。

自分の目を養うには一足飛びには無理だ。ある程度時間をかけて自分の感性を磨く外ない。それは経験にも繋がる事だから。
作品選びには、マス・メディアの影響も多大だと思う。けれどもそこに書かれていることを鵜呑みにするのではなく、まずは自分の目で鑑賞してみるべきである。書かれていることと全然違った感想を持つことだって勿論あるのだから。

高知は悲しいかな芸術的要素の選択肢が実に狭い。寂しい限りである。そうなると県外まで足を運んでしまう。そうではなくて,高知に居ながらにしてせめて中央で見られる水準と同じものを鑑賞出来るようになって欲しいと思う。
幸い、当記念館は県外からの来館者が多い。他に要求するのなら、当記念館も常にレベルアップを図り、自分自身の目を養える記念館の1つでありたいものである。