独り言Ⅲ 2007年5月31日

先日、当記念館の英語パンフレットをリニュアルするにあたり県の国際交流員の方にご協力頂いた。その方の流麗な日本語にはとにかく脱帽した。また同時に微妙で婉曲的な日本語の表現の美しさを再認識した機会でもあった。日本語の奥底にあるニュアンスをダイレクトな表現が多い英語に訳すのはやはり難しい。けれどもそのニュアンスをきちっと相手の方に理解していただけるように説明出来れば、的確な英語の表現を提案して下さる。

昨今、若者の間で使われている言葉を耳にしても、私なんかすぐにはピンと来ない。若者に限らず巷で話されている言葉にもへんてこりんな日本語がたくさんある。言葉は生き物であり、時代は変遷して行くものなのでそれがいいとか悪いということでは勿論ないけれど・・・。

携帯電話もほとんどの人達が所有するようになった。受信者の人々が周りを気にせずどこでも話しをしている光景も珍しくなくなった。館の中だと更にその声は響き渡る。何かの事件で「携帯電話を持っていなかったのでその人が印象に残った。」と証言していたのを聞いたことがある。今や携帯電話を持っていない人は好奇に見られる時代なのである。公衆電話が無くなるのも時間の問題だ。

日々一刻一刻と前進して行く世の中、日本の良さとかつての日本人の心の在り方が刻々と失われてしまっている気がする。日本は何処へ行くのだろう・・・?