独り言Ⅶ 2007年9月16日

近江屋のセットが復元設置されて1週間が経った。その間お客様の色々な表情を見ることが出来る。セットの中へ入り、火鉢の所に座って写真を撮る紳士二人組。写真を撮ってもらっている人は、実にうれしそうに胡座を掻きポーズをとっている。撮る側も撮られる側も少し照れくさそうではあるが本当に楽しそうないい顔をしていた。
またある時は、家族連れ3人が小さなお子さんを真中に火鉢を囲んですっかりくつろいでいた。団欒の風景である。思わず微笑ましくなってしまったけれど…。当時からは想像も出来なかった未来予想図だと思う。写真を撮ってみるもよし、くつろぐもよし、登場人物のシュミレーションをするもよし。ただ忘れないで欲しい。あくまでここは暗殺現場近江屋の復元セットの中だということを。
私達は歴史の積み重ねの途上に存在している。過去がなければ現在もない。現在がなければ未来もない。ごくごく当たり前のことだけれどとても重要なことである。人類はあらゆることに進歩を遂げているが、人間の本質は遥か昔から何も変わっていないと思う。
進歩とは逆行して世界規模で、いや地球規模で破壊から崩壊へと向かっていっている気がする現在。されど人間は変わらない。
記念館を訪れ、龍馬を思い、龍馬に語りかけ、あるいは龍馬に問いかけ、答えを見つけて館を後にする方も多いようだ。歴史の途上から過去の声を体感してみてはいかがだろう。
今後、近江屋では各方面からの対談も予定している。乞うご期待!