近江屋・対談 2007年10月19日

館に設置した原寸「近江屋」=龍馬・慎太郎暗殺現場=が人気である。
中に上がりこむ入館者の皆さんも少なくない。記念写真を撮る組もいる。龍馬の座っていた場所がポイントである。わずか8畳。歴史はここで回転した。そう思うと、不思議な感覚に捕らわれる。神聖な場所のように見える。そのうち、考えが浮かんだ。

この部屋で、いろんな道を歩む人たちに、“時代を動かす話”をしていただこうと。
政治、社会、経済、文化…ジャンルは問わない。熱い思いをそれぞれに語っていただく。月に一回。まさに「近江屋・対談」。
スペースが狭いのがちょっと難だが、限定30人ほどなら何とかなる。早速、人選に入った。そしてトップバッターがあっという間に決まった。この人しかいないという人物である。
坂本家、9代当主、坂本 登さん(東京在住)だ。
登さんは11月15日、龍馬の生誕祭に出席のため高知へお見えになる。そこでお願いの電話を東京にかけた。受話器の向こうで、いつもの「フフフ…」の笑い声と「いいですよ。難しい話抜きで」。快諾していただいた。
坂本家9代当主が、「近江屋」に座る。床を背にして火鉢の前に。
その光景を想像しただけで興奮している。
11月15日午後5時半(予定)館は“幕末”の風が吹く。