ありがたい 2007年12月15日

一つ重荷を下ろした感じである。
そうはなるだろうとは自信はあったが、決まるまではなんとなく落ち着かなかった。
例の、坂本龍馬記念館の運営管理に絡む「公募」問題である。
館はこれまでどおり県文化財団傘下の施設として運営を続けることになった。
この半年あまり、次の企画展の準備をしながらも、
乗り切れないムードが館に満ちていた。
やっと枷の解けた猟犬のようなものである。
一挙にエンジンがかかってきた。それもトップギアで。
面白いもので、そうなると館の雰囲気までが一変する。
職員の足取りまでが気のせいか弾んでいるよう見える。
ふっと気がついた。どうも周辺の人たちも気遣ってくれていたらしい。
まるでなにかの試験にでも合格したかのように「よかったですね!」の声が舞い込んできた。わざわざ訪ねて来てくれる人も。
「これで話がし易くなった」などと当人よりも気を揉んでいてくれたり。
ありがたい。
胸のつかえをとって見る冬の海は、光のじゅうたん。地球の裏側までも巻いていそうな、光の道である。来週からの企画展「幕末写真館」展の準備もほぼ完了。館は一足早い新年である。