憧れ 2008年1月9日

憧れは人に夢を見させてくれる。憧れがあるから夢に向かって走れるような気がする。
龍馬もかつて海の向こうにある世界に憧れ、夢を追っていた。
昨年、親しい人が一流の料理人目指してフランスへ修業に出た。身近な人が行くとなるとぐっとその存在を近くに感じる。母国でない国で活躍することは並大抵の努力ではかなわぬことだが、ぜひとも本場のシェフに負けない料理人となって活躍してくれることを切に願う。
私自身、海外には憧れや興味があってテレビの旅番組を観ることや旅行することが好きだ。
海外に行くと今まで自分が持っていた価値観が変わる瞬間を感じることができる。
価値観が変わるといえば少し大袈裟かもしれないが、その国ならではの文化や宗教、生活習慣といった自分が今まで知らなかった違いを目の当りにした時、なんともいいがたい驚きをおぼえる。紙面上、画面上で知り得るものはごく一部で、実際その地に降り立ち知る情報の多さには、何時の場合でもたじだじとさせられる。
また、私の海外に行ってみたいと思うきっかけはいつも何かに憧れてである。「憧れ」は興味や好奇心をかりたてる。それは勇気を起こさせ、夢実現へ行動の第一歩を踏み出させてくれる。龍馬も憧れを抱き、夢の実現のため奔走した。叶えた夢、叶えられなかった夢もあっただろう。それがまた、次の夢への弾みとなると思う。
現在当館では『幕末写真館』展が開催中だが、龍馬も含め写し出される写真の中の人々はどんな憧れを持ち、どんな夢を抱いていたのだろう…。