「りょうま」君との出会い 2005年9月19日

8月のある日、顔馴染みのタクシーの運転手さんが、一人の少年を連れてきた。
運転手さんが言うには、静岡から一人でバスに乗って来て、高知駅からタクシーに乗ったそうだ。3時頃高知駅を出発するバスで静岡まで帰るため、2時頃には桂浜を出るように気を付けてあげてほしい、とのことだった。私が館内を案内しながら色々話をすると、なんと名前は「りょうま」君だった。小学6年生で、龍馬を訪ねて高知まで来たらしい。龍馬記念館が最後の見学地かと思って案内をしていたら、実はここが最初で、これから桂浜の銅像を見て、お昼を食べた後、「龍馬の生まれたまち記念館」へも行きたいと言う。しかし、その時すでに11時半。時間が足りない。慌てたのは私たち職員で、「りょうま」君を急がせるが、本人はいたって落ち着いたもの。時間がなければ「生まれたまち記念館」は止める、と言いながらのんびりアニメ「おーい竜馬」を見ていた。
結局、解説員の一人が急いで銅像まで連れて行ったが、その後無事バスに乗って静岡へ帰り着いただろうか。
龍馬のように、ゆったり大きく育ちそうな少年だった。