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連続講演会〈坂本龍馬とその時代〉 第2回目「坂本龍馬と大政奉還―将軍辞職策をめぐって―」
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連続講演会〈坂本龍馬とその時代〉 第2回目「坂本龍馬と大政奉還―将軍辞職策をめぐって―」
日時(平成30年11月3日(土・祝)開場13:00 開演13:30 終演16:00頃(質疑応答の時間を含みます) )
- 記念館主催イベント
県内外の研究者の方々に最新の研究成果や知見をご披露いただき、多くの方に、坂本龍馬や幕末を中心とした歴史研究への興味、関心を深めていただけるよう「連続講演会〈坂本龍馬とその時代〉」を開催いたします。
第2回目は宮川禎一さん(京都国立博物館 学芸部上席研究員)による「坂本龍馬と大政奉還―将軍辞職策をめぐって―」です。ご期待ください。
【会場】 高知県立坂本龍馬記念館 新館ホール
【定員】 先着100名(高校生以上~一般)
【申込】 電話・FAX・メールでお申し込みください。電話(088-841-0001)FAX(088-841-0015)でのお申し込みの際には、「氏名、住所、電話番号」をお知らせください。もしくは下の「お申し込みはこちら」のフォームからお申し込みください。
【聴講無料】
★当日は桂浜公園駐車場から当館までの無料送迎タクシーを実施しますので、できる限り、ご利用ください。(11時~17時頃実施予定)
★講演会を聴講される方には、無料観覧券を進呈いたします。当日、設置する受付にてお申し出ください。
◆坂本龍馬と大政奉還―将軍辞職策をめぐって― 講師:宮川禎一さん(京都国立博物館 学芸部上席研究員)
【講師からのメッセージ】
慶応3年10月10日、将軍徳川慶喜が京都二条城で大政奉還を表明する三日前のこと、土佐から京都に到着したばかりの坂本龍馬は誰に会って何を言ったのか?龍馬はその時点で何を考え、何を成そうとしていたのか?龍馬は後藤象二郎に土佐藩をあげて大政奉還策を進めるように説いたはずだ。しかし彼の「本心」はどのようなものであったのか?残された龍馬の書状等から読み解きます。日本を動かそうとした坂本龍馬の意外な作戦を推理します。
【講師プロフィール】
宮川禎一さん(京都国立博物館 学芸部上席研究員)
1959大分県宇佐郡安心院町出身。京都大学大学院文学研究科修士課程修了(考古学)。
専門は東アジアの考古学。1986年から兵庫県西宮市の財団法人辰馬考古資料館学芸員。1995年から京都国立博物館に勤務し、特別展覧会として「藤原道長」展(2007年)、「南山城の古寺巡礼」展(2014年)を担当した。京都国立博物館での担当資料に坂本龍馬関係史料が含まれていたのがきっかけで龍馬研究を行う。龍馬関係では、特別展覧会「龍馬の翔けた時代」(2005年)、 「没後150年 坂本龍馬」展(2016年)を担当した。
主な著書に『日本の美術407号「陶質土器と須恵器」』(至文堂、2000年)、 『龍馬を読む愉しさ ー再発見の書簡が語るもの一』(臨川書店、2003年)、 『坂本龍馬からの手紙 全書簡現代語訳』(教育評論社、2014年) 、『霧島山登山図は龍馬の絵か?』(教育評論社 2016年)など。