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連続講演会〈坂本龍馬とその時代〉 第5回目「写真の中の英雄たち―歴史資料としての古写真―」
終了しました
連続講演会〈坂本龍馬とその時代〉 第5回目「写真の中の英雄たち―歴史資料としての古写真―」
日時(平成31年1月12日(土)開場13:00 開演13:30 終演16:00頃(質疑応答の時間を含みます) )
- 記念館主催イベント
県内外の研究者の方々に最新の研究成果や知見をご披露いただき、多くの方に、坂本龍馬や幕末を中心とした歴史研究への興味、関心を深めていただけるよう「連続講演会〈坂本龍馬とその時代〉」を開催いたします。
第5回目は倉持基さん(歴史写真研究者・大東文化大学講師)による「写真の中の英雄たち―歴史資料としての古写真―」です。ご期待ください。
【会場】 高知県立坂本龍馬記念館 新館ホール
【定員】 先着100名(高校生以上~一般)
【申込】 電話・FAX・メールでお申し込みください。電話(088-841-0001)FAX(088-841-0015)でのお申し込みの際には、「氏名、住所、電話番号」をお知らせください。もしくは下の「お申し込みはこちら」のフォームからお申し込みください。
【聴講無料】
★当日は桂浜公園駐車場から当館までの無料送迎タクシーを実施しますので、できる限り、ご利用ください。(11時~17時頃実施予定)
★講演会を聴講される方には、無料観覧券を進呈いたします。当日、設置する受付にてお申し出ください。
◆写真の中の英雄たち―歴史資料としての古写真― 講師 倉持基さん(歴史写真研究者・大東文化大学講師)
【講師からのメッセージ】
近年、幕末から明治ごろにかけて日本で撮影された古写真への関心が高まってきています。文書に比べ歴史資料として軽視されがちだった古写真を読み解き、情報を引き出す「歴史写真学」の一端をご紹介します。膨大な古写真を相互に参照して共通点や相違点を検討することで、単に1枚の写真を眺めただけでは分からなかったものが見えてきます。坂本龍馬やジョン万次郎などの肖像写真や当時の日本の風景写真を例に挙げながら、「歴史写真学」による古写真の見方をお話ししたいと思います。
【講師プロフィール】
倉持基さん(歴史写真研究者・大東文化大学講師)
1970年東京都新宿区生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。専門は歴史写真学、歴史情報学。古写真調査研究会副代表として、これまで調査した古写真の数は数万点にのぼる。
主な著書に『英傑たちの肖像写真』(渡辺出版,2010年,共著)、『大久保家秘蔵写真―大久保利通とその一族』(国書刊行会,2013年,共著)、 『坂本龍馬関係写真集』(国書刊行会,2013年,共著)、『秘蔵写真でたどる華族のアルバム』(KADOKAWA, 2015年)、近刊著書として『内田九ー写真集』(内田写真株式会社,2018年刊行予定)、『歴史写真学入門ー写真から歴史の謎を読み解く』(講談社選書メチエ, 2019年刊行予定)がある。『志国高知 幕末維新博』では、高知県内各地の博物館・資料館を巡回する企画展 「幕末維新写真展」を監修した。