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連続講演会〈幕末再考-変革への計と践〉第1回「幕末の朝幕関係-特に朝廷の視点から-」

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連続講演会〈幕末再考-変革への計と践〉第1回「幕末の朝幕関係-特に朝廷の視点から-」

教科書で習う大事件や有名な人物などを中心とした"幕末のイメージ"を持っている方も多いと思われます。実際には、多様な人たちの考え方や動き、様々な出来事が積み重なる過程があって初めて、歴史を揺るがし、動かしていく出来事に至るのではないでしょうか。本年度の「連続講演会(全5回)」では、激動の幕末期を動かしていった様々な人や組織、考え方などを通して、「幕末」という時代を改めて考えてみます。

第1回目は髙山嘉明(当館学芸員)による「幕末の朝幕関係-特に朝廷の視点から-」です。ご期待ください。

【会場】 高知県立坂本龍馬記念館 新館ホール

【定員】 先着50名(要事前申込)

【対象】 一般(概ね高校生以上・聴講無料)

【申込】 電話・FAX・メールでお申し込みください。電話(088-841-0001)FAX(088-841-0015)でのお申し込みの際には、「氏名、住所、電話番号」をお知らせください。メールの場合は件名に「連続講演会聴講希望」とお書きください。もしくは下の「お申し込みはこちら」のフォームからお申し込みください。

※新型コロナウイルス感染の状況により、定員の増減、中止、変更などを行う場合がありますので、予めご了承ください。なお、その場合は当館ホームぺージでお知らせいたします。

★講演会を聴講される方には、無料観覧券を進呈いたします。当日受付でお申し出ください。

★当日は当館駐車場が混み合う可能性があります。当館駐車場が満車の場合は、桂浜公園駐車場(有料)をご利用ください。(桂浜公園駐車場から当館までの無料送迎タクシーを実施する場合もあります。詳しくはお問合せください。)


◆「幕末の朝幕関係-特に朝廷の視点から-」
  講師:髙山嘉明(当館学芸員)

【講師からのメッセージ】

幕末政治が難しいと言われる要因のひとつに、朝廷(天皇)の存在があるのではないでしょうか。幕末、朝廷は何をきっかけに、どのような経緯で政治浮上をみせたのか。その結果、朝廷自身は幕府とどのような関係を築こうとしたのか。倒幕・王政復古という結末を知る私たちは、両者の対立関係を想起しがちですが、実はそうではない面も多くありました。朝廷と幕府のいわゆるパワーバランスの問題を軸に、藩や志士の活躍の前提となる「公儀」(公権力)論について考えたいと思います。

【講師プロフィール】

昭和55年(1980)福岡県生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了。龍谷大学非常勤講師等を経て、2017年より現職専門は朝廷をめぐる幕末政治史。論文に「幕末期学習院をめぐる政治動向」(『日本歴史』2008年)、「萩藩主・世子の自称と幕末政局」(『龍谷史壇』2014年)、「幕末期土佐藩の清和院門警衛について」(『高知県立坂本龍馬記念館研究紀要』2019年)等。

令和2年度連続講演会チラシ.pdf