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連続講演会〈幕末再考-変革への計と践〉第4回「毛利敬親の藩政改革」
終了しました
連続講演会〈幕末再考-変革への計と践〉第4回「毛利敬親の藩政改革」
日時(令和2年12月12日(土)開場13:00 開演13:30 終演15:30頃(質疑応答の時間を含みます) )
- 記念館主催イベント
教科書で習う大事件や有名な人物などを中心とした"幕末のイメージ"を持っている方も多いと思われます。実際には、多様な人たちの考え方や動き、様々な出来事が積み重なる過程があって初めて、歴史を揺るがし、動かしていく出来事に至るのではないでしょうか。本年度の「連続講演会(全5回)」では、激動の幕末期を動かしていった様々な人や組織、考え方などを通して、「幕末」という時代を改めて考えてみます。
第4回目は小山良昌氏(公益財団法人毛利報公会毛利博物館顧問)による「毛利敬親の藩政改革」です。ご期待ください。
【会場】 高知県立坂本龍馬記念館 新館ホール
【定員】 先着50名(要事前申込)
【対象】 一般(概ね高校生以上・聴講無料)
【申込】 電話・FAX・メールでお申し込みください。電話(088-841-0001)FAX(088-841-0015)でのお申し込みの際には、「氏名、住所、電話番号」をお知らせください。メールの場合は件名に「連続講演会聴講希望」とお書きください。もしくは下の「お申し込みはこちら」のフォームからお申し込みください。
※新型コロナウイルス感染の状況により、定員の増減、中止、変更などを行う場合がありますので、予めご了承ください。なお、その場合は当館ホームぺージでお知らせいたします。
★講演会を聴講される方には、無料観覧券を進呈いたします。当日受付でお申し出ください。
★当日は当館駐車場が混み合う可能性があります。当館駐車場が満車の場合は、桂浜公園駐車場(有料)をご利用ください。(桂浜公園駐車場から当館までの無料送迎タクシーを実施する場合もあります。詳しくはお問合せください。)
◆「毛利敬親の藩政改革」
講師:小山良昌(公益財団法人毛利報公会毛利博物館顧問)
【講師からのメッセージ】
毛利敬親は、世上暗愚な殿様のイメージで語られます。しかし、藩主としての実像は、財政再建、文武の奨励を進め、朝廷の藩屏として積極的に西洋銃陣を採用し、早くから藩士を銃陣習練に参加させ、不足する兵員は奇兵隊など農工商人が結成した諸隊を容認し、特訓して強力な藩兵を作り上げました。
その結果、戊辰戦争では英国公使館付外科医ウイリアムが「長州兵はもっとも訓練の行き届いた一番強固な軍勢で、誰もが称賛を惜しまない」と称賛する活躍をし、明治維新を成し遂げた。その藩主敬親の活躍の状況を紹介します。
【講師プロフィール】
山口県周南市出身。山口県文書館、県立山口博物館学芸課長、山口県史編纂室、萩国際大学教授、毛利博物館館長を経て、現在は同館顧問。また、山口県地方史学会名誉会長を務めている。毛利氏関係著書などを専門的に研究し、著書に『名君・毛利敬親』『明治維新後の毛利家』『毛利博物館名品50選』『吉田松陰とゆかりの人々』「毛利家と茶道」「吉田松陰門下生・毛利敬親」「公爵毛利家時代の写真群」「長州藩と会津藩」など多数。