企画展
Exhibition

特別展「龍馬の師ー勝海舟生誕二百年」展 

終了しました

特別展「龍馬の師ー勝海舟生誕二百年」展 

土佐を脱藩した坂本龍馬は幕臣.勝海舟と出会い、師と仰ぎ人生の指針を定めた。
龍馬は赦免後まもなく、家族に「日本第一の人物勝麟太郎殿の弟子」「天下無二の軍学者勝麟太郎という大先生の門人」になったと手紙を書く。その様子は力強く、喜びにあふれている。幕臣でありながら諸国浪人らとも交わり、日本のために動いた勝海舟。
「毎日毎日以前から思い描いていたことに精を出している」。つまり龍馬は海舟門下で遥海軍についてのことクに勤しんでいた。わずか2年の勝との交わりで、日本という国の在り方や海援隊海軍化の構想の基礎を培ったのである。
龍馬に大きな教示を与えた海舟の考え方や動き、龍馬との関わりを探りその人物像を考察する。

展示資料

  1. 摂州神戸西洋館大湊の賑/琴平海洋博物館蔵

    開港後の神戸の賑わいを描いた錦絵

  2. 勝海舟書簡徳富蘇峰宛明治29年3月17日/大田区立山王草堂記念館蔵

    晩年の海舟と交流した徳富蘇峰に宛てた海舟の手紙

  3. 「海舟日記」1巻 文久2年12月29日条/東京都江戸東京博物館蔵

    龍馬のことが初めて記された海舟の日記

関連イベント

◇記念講演会「海舟・龍馬の海防論の礎ー伊勢国松坂の竹川竹斎と松浦武四郎」

 日時 令和5年3月4日(土)13:30~15:00
 講師 山本 命氏(松坂市松浦武四郎館長)
 会場 高知県立坂本龍馬記念館 新館1階ホール
 定員 50人(聴講無料・要事前申込・先着順)
 ※電話・FAX・HPにてお申し込みください

◇担当学芸員によるギャラリートーク(展示解説)

 3月4日(土)11:00~ / 3月25日(土)14:00~

 参加無料(要観覧料)
 申込不要(直接企画展示室にお越しください)

 特別展「龍馬の師ー勝海舟生誕二百年」展リーフレット.pdf