企画展
Exhibition

「龍馬最後の帰郷ー坂本家と川島家・中城家ー」展

終了しました

「龍馬最後の帰郷ー坂本家と川島家・中城家ー」展

龍馬は暗殺される約2か月前、脱藩後最初で最後の帰郷を果たした。この帰郷の目的は、木戸孝允からもらった手紙とライフル銃千挺を土佐藩に届け、武力を背景にした大政奉還及び、倒幕への覚悟を促すものだった。

久しぶりに故郷へ帰ってきた龍馬は、まず休息のために種崎の大廻船(おおまわりせん)御船頭・中城家へ立ち寄った。この中城家は同じく種崎にある藩の御用商人・川島家と共に、龍馬が少年期から訪れていた家であり、龍馬は両家から学んだ船や世界に憧れ、海援隊という会社を立ち上げ、海外へ行くことを夢見た。

本展では最後の帰郷で龍馬が果たした役割を考察すると共に、龍馬の人生に大きな影響を与えた川島家と中城家との繋がりを紹介する。

主な展示資料
  1. エンフィールド銃(高知県立歴史民俗資料館所蔵)

    ミニエー銃を改造した銃で、この銃は、龍馬が土佐へ届けた1,000挺の一つと伝わる。戊辰戦争時には、新政府軍・旧幕府軍両方の主力兵器となる.

    エンフィールド銃(高知県立歴史民俗資料館所蔵).jpg
  2. 慶応3年9月(推定)16日 溝渕広之丞宛坂本龍馬書簡(高知県立歴史民俗資料館所蔵)

    溝渕広之丞宛坂本龍馬書簡 年月未詳16日(高知県立歴史民俗資料館所蔵).JPG
【関連企画】
◇講演会「龍馬と天皇と長州」

 日時 令和5年1月14日(土)13:30~15:00
 講師 一坂太郎氏(萩博物館特別学芸員)
 会場 高知県立坂本龍馬記念館 新館1階ホール
 定員 50人(聴講無料・要事前申込・先着順)
 ※電話・FAX・HPにてお申し込みください

◇担当学芸員によるギャラリートーク(展示解説)

 ①令和4年11月26日(土)11:00~  ②令和5年1月14日(土)11:00~

 参加無料(要観覧料)
 申込不要(直接企画展示室にお越しください)

龍馬最後の帰郷展チラシ.pdf