企画展
Exhibition

「龍馬の真髄」展

終了しました

「龍馬の真髄」展

 近年、新たな龍馬関係資料が当館の所蔵となり、当館は龍馬の殿堂へと大きく前進しました。これらの新資料と、これまでに収集してきた龍馬関係資料を一堂に展示いたします。

 龍馬はフィクションの影響で、英雄のように捉えられますが、実際には薩長同盟や大政奉還の影の功労者といえます。決して主役として活躍したわけではありません。優れた思想と調整能力を持ち、有力な人々を結びつけて物事を成功に導いた人です。

 本展では、一級の資料から読み取れる龍馬の真の功績を明らかにするとともに、志や人間性、趣味などを紹介し、龍馬の真髄に迫ります。

新収蔵資料ご紹介(一部抜粋)

●慶応元(1865)年夏推定22日 池内蔵太宛 坂本龍馬書簡

慶応元(1865)年夏推定22日 池内蔵太宛 坂本龍馬書簡.jpg

 お国(長州藩か?)の重要人物に手紙を送るため、池に繋ぎを依頼したもの

●慶応元(1865)年9月7日 坂本権平・乙女・おやべ宛 坂本龍馬書簡

慶応元(1865)年9月7日 坂本権平・乙女・おやべ宛 坂本龍馬書簡.jpg

 近々、第二次幕長戦争が起こりそうな状況を家族に報告

●慶応3年11月11日 林謙三宛 坂本龍馬書簡

慶応3(1867)年11月10日 林謙三宛 坂本龍馬書簡.jpg

 「シュラか極楽かに御供申すべく」という言葉が書かれた手紙

また、10月29日(日)10:00から「龍馬と写真を撮ろう」という企画も実施いたします。

龍馬と写真を撮ろう.jpg

関連イベント

■記念講演会

「手紙に込められた龍馬の真意を探るー深読みする楽しさー」

講師:京都国立博物館特任研究員 宮川禎一氏
日時:11月4日(土)13:30~15:00(予定)
会場:高知県立坂本龍馬記念館 新館1階ホール
定員:70人(要申込・先着順)/無料
※電話、FAX、メール、HPお問い合わせフォームにてお申込みください。

■学芸員による展示解説

日時:
①11月4日(土)11:00~
②12月16日(土)14:00~
※申込不要(直接企画展示室へお越しください)/無料(要入館料)

■龍馬と写真を撮ろう

日時:10月29日(日)10:00~
(協力:米熊・慎蔵・龍馬会)
※申込不要/無料