企画展
Exhibition
龍馬記念館の蔵出し-学芸員セレクション展-
終了しました
龍馬記念館の蔵出し-学芸員セレクション展-
会期(令和6年4月19日(金)~6月25日(火) )
初展示を含む、約30点の厳選された資料を公開
高知県立坂本龍馬記念館では、1991年の開館以来、約2,200点以上におよぶ歴史資料を収蔵してきました。これらは、坂本龍馬本人に由来するものだけではなく、龍馬が生きた「幕末」という時代、「土佐」という地域に由来するものさまざまですが、いずれも「過去」を探訪するに貴重な手がかりとなるものばかりです。
本展では、こうした多種多様な収蔵資料群から、初展示となるもの、展示機会がこれまで限られてきたものなど、約30点あまりを厳選してご紹介します。
【1】収集の仕方
当館収蔵資料は、坂本龍馬のご子孫などの関係者や研究者、あるいは蒐集家(コレクター)などからいただいたもの(寄贈)やお預かりしたもの(寄託)のほか、古書市場から買ったもの(購入)などで成立しています。
◆収蔵資料第一号-和英通韻以呂波便覧
◆龍馬記念館の守り刀「刀 銘 二十七代兼元(関の孫六)
【2】手紙の複製
全国各地に分散する龍馬の手紙。当館にない手紙は、「コロタイプ印刷」とよばれる特殊な技法を用いて、精巧な複製を少しずつ作成して集約し、龍馬の真髄を明らかにすることに役立てています。
◆複製技術の粋を集めた書簡 慶応2年9月18日か 渡辺昇宛龍馬書簡(複製)
【3】龍馬記念館の足跡
当館自体の館の成り立ちや歩みを知るうえで欠かせない資料群もあります。現代の新しい資料ではありますが、いずれは当館の足跡を証すために大事な役割を担う資料となるものです。
◆高知城からやってきた-大黒竹夫「龍馬遭難図」
関連イベント
記念講演会「坂本龍馬33年、中岡慎太郎30年-両館の所蔵資料から見た二人の生涯」
講師:豊田満広氏(中岡慎太郎館係長・学芸員)
日時:6月15日(土)13時半~15時
会場:高知県立坂本龍馬記念館 新館1階ホール
申込:5月1日(水)9時~受付開始。電話・FAX・メール・HPお問い合わせフォームよりお申込みください。
定員:70名(先着順)
参加費:無料(要申込)
学芸員による展示解説
日時:6月1日(土)14時~ 企画展示室
参加費:無料(要観覧料)
オンラインレクチャー(Youtube)
日時:5月19日(日)14時~(45分程度)
参加費:無料
当館学芸員が、展示資料から1点を選びご紹介します。(アーカイブ配信無し)
学芸員クロストーク
日時:4月27日(土)14時~(30分程度) 新館1階シアターコーナー
参加費:無料(要観覧料)
「《集めること》と《伝えること》」をテーマに、ゲストと当館学芸員がミニ対談を行います。