企画展
Exhibition

「土佐ゆかりの刀剣」展

次回開催

「土佐ゆかりの刀剣」展

廃刀令から150年-龍馬、象二郎ら幕末土佐の人々の刀剣をめぐる

 令和8(2026)年は廃刀令から150年という節目の年になります。廃刀令は、士族の象徴であった帯刀を禁ずるもので、これまでの特権を奪われてきた士族にとって、心の拠り所まで奪われることとなりました。そして翌年、最後の士族の反乱である西南戦争を経て、日本は本格的に近代国家へと進んでいきます。
 本展では、直筆の手紙も交えて、刀好きな龍馬の一面や土佐の刀工が鍛えた刀剣、幕末土佐藩の人々が持っていた土佐ゆかりの刀剣を紹介するとともに、武士にとって刀はどういう意味を持っていたのかをお伝えする展示です。
 また、本展は令和8年に高知県で開催される第41回国民文化祭、第26回障害者芸術・文化祭「よさこい高知文化祭2026」(開催期間:令和8年10月25日~12月6日)の関連企画でもあります。

展示品紹介(抜粋)

◆C.SMITH&SON《サーベル形儀仗刀》後藤象二郎拝領(静嘉堂文庫美術館所蔵)、(公財)静嘉堂/DNPartcom
慶応4(1868)年2月30日、後藤象二郎は、京都で暴漢に襲われた英国公使ハリー・パークスを助け、そのお礼としてヴィクトリア女王からサーベルを拝領した。
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◆備前國住長船次郎左衛門尉勝光左京進宗光(脇差)坂本龍馬佩用(当館所蔵)
末備前(室町時代後期)の刀工の中でも最上位である勝光が、叔父の宗光と共に作った刀。龍馬が「幼い頃から特に愛した刀」。
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◆於土佐本国筑前左行秀(打刀)甲藤馬太郎佩用(個人所蔵)
龍馬の兄・権平の求めに応じて作刀したもの。龍馬の佩刀となり、友人・馬太郎の甲冑と交換したと伝わっている。
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◆〈上〉山城国西陣住朝尊(打刀)/〈下〉朝尊作(脇差)(個人所蔵)
朝尊は、高岡郡黒岩村(佐川町)二つ野出身。京都で伊賀守金通の門人になったともいわれる。理論家で『新刀銘集録』、『刀剣五行論』などの著書がある。
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朝尊 短刀(個人蔵).jpg

◆『英仏蘭三公使戊辰京都参朝記聞』「パークス襲撃地点略図」(外務省外交史料館所蔵)
天皇に謁見するため、御所へ向かう英国公使パークスは、三条大橋手前で浪士2人の襲撃を受けた。本史料には、パークス襲撃事件について一部始終が記録されている。
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◆錦絵 士族の商法(栁内家文書 当館所蔵)
永島辰五郎画、歌川芳虎作。教科書にも用いられた有名な錦絵で、士族が商売で失敗する絵として解釈されるが、文字を読み解くと西南戦争を風刺していることが分かる
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オリジナルグッズ付き入館券を発売!

本展のために制作したオリジナルグッズは、刀の鐔をイメージした木製コースターです。全4種類のなかから、どの絵柄が当たるかも楽しんでいただけますと幸いです。当館ミュージアムショップでは、木製コースター単品の販売もいたします。
・販売期間:令和8年10月10日(土)~12月6日(日)
・販売価格:1,500円(税込) 当日券のみ・各種割引は対象外です。
・販売場所:高知県立坂本龍馬記念館 入館受付
※コースターは全4種類のうち1種、種類はお選びいただけません。
※本館1階ミュージアムショップでは、木製コースターのみ1個1,000円(税込)で販売いたします。こちらはお好きな柄をお選びいただけます。
※画像はイメージです。
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関連イベント

記念講演会「刀工たちの幕末維新-土佐の刀剣愛好史を紐解く-」

講師:尾本師子 氏(高知県立高知城歴史博物館 主任学芸員)
日時:11月29日(日)13時30分~15時00分
会場:高知県立坂本龍馬記念館 新館1Fホール
申込:電話・FAX・メール・HPお問い合わせフォームよりお申込みください。
定員:70名(先着順)
参加費:無料(要申込)
※展示の観覧には別途入館券が必要となります。受付にてお買い求めください。

担当学芸員による展示解説

日時:①11月7日(土)11時~
   ②11月29日(日)11時~ ※各回30分程度
会場:高知県立坂本龍馬記念館 新館2F 企画展示室
参加費:無料(要観覧料)
※申込不要、直接企画展示室へお越しください