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令和4年度連続講演会「武士の時代を考える-その制度・精神・象徴」開催のお知らせ

令和4年度連続講演会「武士の時代を考える-その制度・精神・象徴」開催のお知らせ

令和4年度の連続講演会「武士の時代を考える-その制度・精神・象徴」を6月より全5回シリーズで開催します。

朝廷や貴族に『さぶらふ』者に由来する「侍(さむらい)」、つまり「武士」は、平安後期から力をつけ始め、明治維新までの約700年間の大半において、日本の政治、経済、文化の中枢を担い、大きな影響を与える存在でありました。

坂本龍馬は土佐藩の下級武士の位ですがですが、坂本家の本家は屈指の商家でもあったので、彼は比較的柔軟な考えと経済活動に関心を持っていたとも言われています。他方で「二君に仕えず」と、武士らしい古風な考え方も見られます。こうした、一見相反するかのような龍馬の姿勢は、新しい政権体制の樹立が急務となり、「武士」の時代が大きく変容しようとする幕末史の潮流であったのかもしれません。

江戸時代後期を中心に、「武士」の身分、精神や「武士」を象(かたど)るものは何か、武士の時代と、そのありようについて、様々な観点から迫ります。

★申込方法が昨年度と異なります。ご注意ください。

【開催日・演題・講師】*敬称略

(1)6月18日(土)「武士と武士道の歴史」(仮) 講師:笠谷和比古(国際日本文化研究センター名誉

   教授)*申込開始日 5月1日(日)午前9時

(2)8月27日(土)「徳川将軍と大名」 講師:原史彦(名古屋城調査研究センター主査)

   *申込開始日 7月1日(金)午前9時

(3)10月29日(土)「城下町萩と武士のくらし」講師:森下徹(山口大学教育学部教授)

   *申込開始日 9月1日(木)午前9時

(4)12月17日(土)「武士と帯刀」講師:尾脇秀和(神戸大学経済経営研究所研究員、花園大学・佛教大学

   非常勤講師) *申込開始日 11月1日(火)午前9時

(5)令和5年2月25日(土)「武家の空間-絵の役割」講師:尾本師子(高知県立高知城歴史

   博物館主任学芸員) *申込開始日 令和5年1月1日(日)午前9時

【会場】 高知県立坂本龍馬記念館 新館1階ホール

【定員】 50名(要申込・先着順)

【申込方法】 講演会開催月の前月1日午前9時から、電話、FAX、メール、ホームページの申込フォームから

 応募を受け付けます。(開始時刻前のお申し込みは無効とさせていただきます。)

全回分を一度にお申し込みすることはできません

【聴講料】無料