当館は平成元（1991）年11月15日に開館いたしました。

開館記念日にあたる11月15日は、どなたでも無料でご入館いただけますので、この機会にぜひご来館ください。

■開催中の企画展

「龍馬最後の帰郷―坂本家と川島家・中城家－」展

脱藩後、最初で最後の帰郷を果たした龍馬は、木戸孝允の手紙とライフル銃1000挺を土佐藩に届けます。それは、武力を背景に、土佐藩の方針転換を迫り、倒幕への覚悟を促すことが目的でした。

この帰郷時、休息のため、龍馬は一旦種﨑の中城家に立ち寄ります。少年時代の龍馬は中城家や隣の近隣の川島家で船や世界について学び、それが後の海援隊を立ち上げ、世界で活躍したいという夢につながったのです。

今回の企画展では、倒幕に向けた龍馬の大勝負と、彼の人生に大きな影響を与えた川島家、中城家について紹介いたします。

［令和5年1月25日（水）まで開催中］

■展示中の龍馬真筆書簡

〇慶応3年11月13日　陸奥宗光宛（常設展示室）

〇慶応3年9月（推定）溝渕廣之丞宛（企画展示室）　高知県立歴史民俗資料館蔵

〇慶応3年10月13日　後藤象二郎宛（企画展示室）　

〇慶応3年11月10日　林謙三宛（企画展示室）

〇慶応3年11月11日　林謙三宛（企画展示室）