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令和5年度連続講演会「さまざまな立場からみる幕末の京都」 第3回「幕府高官「京都所司代」再考」

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令和5年度連続講演会「さまざまな立場からみる幕末の京都」 第3回「幕府高官「京都所司代」再考」

令和5年度の連続講演会は「幕末の京都」をテーマに、5人の研究者の講演を通じて、県民をはじめ、多くの方に、龍馬の活躍の主舞台のひとつ、幕末の京都についての理解を深めていただきたいと思います。
土佐を脱藩した坂本龍馬が活躍した地、京都。幕末の京都は、龍馬に限らず、混迷を極めた政情のなか、開国、攘夷、佐幕、倒幕といった様々な勢力が集まり、日本再建をめざして活動していました。
今回は、そうした千年の都・京都の幕末について、5人の研究者の視点から迫ります。

令和5年度連続講演会「さまざまな立場からみる幕末の京都」 第3回「幕府高官「京都所司代」再考」
(講師:上村 香乃)を下記のとおり、開催いたします。

*9月1日(金)午前9時から申込を受け付けます。

日時:10月28日(土)13:30~15:30

講師:上村 香乃(当館学芸員)

対象:一般(概ね高校生以上)

定員:先着70名(要事前申込) 参加費無料(入館料不要)

申込方法:

※9月1日(金)午前9時から申込を受け付けます。午前9時以前のお申し込みは無効とさせていただきます。

※各回ごとにお申し込みください(複数回まとめてのお申し込みはできません)。

※高知県立坂本龍馬記念館までお電話・メール・FAX・ホームページ申込フォームでお申し込みください。FAX・メールの場合は「申込希望の回、お名前、住所、電話番号」をお書きください。メールの場合は件名に「連続講演会聴講希望」とお書きください。

【講師メッセージ】
幕末の京都では、朝廷関係者や雄藩出身の武士、京都守護職など、新たに台頭した人々の活躍が目立ちますが、幕府高官の内の一つとして幕初から京都に常置され、幕府と朝廷の間に立ち続けてきた京都所司代の活動実態についてはあまり知られていません。そもそも、京都所司代の役割とはどのようなものだったのでしょうか。また、混沌とした幕末の京都で、京都所司代はどのような役割を果たしていたのでしょうか。本講演では「京都の守護」を裏のテーマとし、京都所司代・朝廷を取り巻く譜代藩の活動にも触れつつ、従来から幕政に携わってきた人々の立場から幕末の京都を考えます。

【プロフィール】
平成8(1996)年、東京都生まれ。
京都府立大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。修士(歴史学)。
令和5(2023)年より、高知県立坂本龍馬記念館に学芸員として勤務。専門は幕末における畿内近国史。