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龍馬真筆書簡 特別展示(2月10日~25日)
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龍馬真筆書簡 特別展示(2月10日~25日)
日時(令和6年2月10日(土)~2月25日(日) )
2月10日(土)に開催する(公財)高知県文化財団主催の人材育成プログラムでは竹村昭彦様(司牡丹酒造株式会社代表取締役社長)によるご講演を当館ホールで行います。それにあわせて、竹村家ご所蔵の坂本龍馬の直筆書簡の特別展示を行います。
龍馬は、「海援隊約規」の第一条に派閥や出身地(藩)、身分にとらわれず、海外に志を持つ者は自らの意思で入隊すること、また、第四条では、砲術や航海術、英語などから自分で選んだ分野の修業に励むこと、と記しています。これは、龍馬が海援隊での「人材育成」を重要視していたからといえます。
特別展示を予定している「高松太郎宛 龍馬書簡(慶応2年3月8日)」は池内蔵太をユニオン号に乗せることを甥の高松太郎に頼む内容ですが、池の能力に龍馬が期待していることもうかがえます。
今回の講演会は、高知県の文化振興に携わる人材の育成をめざすものであり、手紙の内容は「人材」に関係することから、展示を通して「人材育成」についての龍馬の考え方を紹介します。
また、令和5年度は「らんまん」放送を契機とした県観光キャンペーン「牧野博士の新休日」により佐川町が大いにクローズアップされました。令和6年3月までの観光キャンペーンを盛り上げるためにも、国指定重要文化財に指定されている、書簡ご所蔵先・竹村家の住宅や佐川町のもうひとつの「龍馬の書簡」なども紹介します。
主な展示資料
新館2階 常設展示室にて、下記資料を展示します。
■慶応2年3月8日高松太郎宛 坂本龍馬書簡(竹村脩氏ご所蔵)
亀山社中のメンバーで甥の高松太郎に、池内蔵太をユニオン号に乗り組ませてほしいと頼む内容
■慶応元年秋推定 坂本乙女宛 坂本龍馬書簡(当館所蔵・真筆)
池内蔵太の活躍を姉に報告する
■海援隊約規(当館所蔵・真筆)
その他、国指定重要文化財の竹村家住宅や青山文庫所蔵の龍馬書簡(池内蔵太の母宛)をパネルで紹介いたします。
2月10日(土)15:30~は、学芸員による展示解説を実施いたします。
・会場 常設展示室内 書簡展示コーナー
・参加費無料(要観覧料)/事前申込不要
※2月10日に行う講演会については、こちらをご確認ください。