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「天誅-土佐藩の奔走-」展 記念講演会
今後開催
「天誅-土佐藩の奔走-」展 記念講演会
日時(令和7年3月29日(土) )
- 企画展関連イベント
企画展「天誅-土佐藩の奔走-」を記念して、講演会を開催いたします。
講師:笹部昌利 氏(京都産業大学 准教授)
日時:3月29日(土)13時半~15時
会場:高知県立坂本龍馬記念館 新館1階ホール
定員:70名(先着順)
参加費:無料(要申込)
※高知県立坂本龍馬記念館までお電話・メール・FAX・ホームページ申込フォームでお申し込みください。FAX・メールの場合は「お名前、住所、電話番号」をお書きください。メールの場合は件名に「記念講演会聴講希望」とお書きください。
【講師メッセージ】
将軍上洛や大名家の国事周旋運動によって幕末期の京都は、政争渦巻く政治の場へと変容しました。京の木屋町、河原町では、政治目的の人斬りが横行し、鴨川の河原では晒し首が頻発しました。このような京都の政情に、武市半平太が率いる土佐勤王党の人びとが多く関与したといわれます。彼らの政治行動について、その意識や背景から考え、「人斬り」を決行した場との関係性についても検証していきたと思います。
【講師プロフィール】
昭和46年(1971)、京都市生まれ。佛教大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。
京都産業大学文化学部京都文化学科助教を経て、現在、同准教授。明治維新史学会理事。
著書に『幕末維新人物新論』(昭和堂)、『幕末動乱の京都と相国寺』(相国寺)、論文に「攘夷と自己正当化」(『歴史評論』589号)、「薩摩藩島津家と近衛家の相互的「私」の関わり」(『日本歴史』657号)、「人斬り」と幕末政治―土佐藩山内家の政治運動と個性―」(『鷹陵史学』31号、「近世の政治秩序と幕末政治」(『ヒストリア』208号)、「幕末期土佐藩の国事運動と「政治犯」化―「御用状」にみえる土佐勤王党への対応を素材に―」(『京都産業大学日本文化研究所紀要』26号、他多数。