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第17回 高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会 研究発表会

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第17回 高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会 研究発表会

第17回 高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会 研究発表会を開催いたします。

「龍馬研究の水準を高め、龍馬の真実を追求し、その精神を現代に生かそう」
日時:6月14日(土)10時30分~16時 
会場:高知県立坂本龍馬記念館 新館1階ホール
定員:70名(先着順)
参加費:無料(要申込)
※坂本龍馬記念館の展示の観覧には別途入館券が必要となります。受付にてお買い求めください。
(会員様は特典(招待券)でご観覧いただけます)
※当日の受付は10時20分より開始いたします。

【進行予定】
10時25分~:開会
第1部挨拶 現代龍馬学会会長 宮 英司
      来賓挨拶

10時30分~:第1部 研究発表会(~12時まで)
発表者:河村 章代 氏((公財)高知県文化財団総務部アートコーディネーター(学芸員))
テーマ:河田小龍研究最前線-2回の展覧会を経て

13時30分~:第2部 研究発表会Ⅰ(~14時まで)
発表者:上村 香乃(高知県立坂本龍馬記念館学芸員)
テーマ:土佐藩京都藩邸史料-伏見奉行所報告から考える寺田屋事件

14時~:第2部 研究発表会Ⅱ(リモート講演)(~15時30分まで)
発表者:網屋 喜行 氏(鹿児島県立短期大学名誉教授・吉田本家末裔)
発表タイトル:吉田東洋が追求した、海南政典「格式制度改革」とその思想
※リモート講演は会場スクリーンでのみの視聴です。

※12時~13時30分までは休憩いたします。

【講師メッセージ】
第1部研究発表者:河村 章代 氏((公財)高知県文化財団総務部アートコーディネーター(学芸員))
昨年は河田小龍生誕200年にあたることから、高知県立坂本龍馬記念館のほか、県立美術館、県立歴史民俗資料館の3館が連携した特別展が開催され、ご覧になった方も多いかと思います。展示準備を進める中で、新資料の発見や小龍に関する情報で「定説」と考えられていたことの見直しなど、新たな発見がいくつかあったことは大きな成果でした。
今回の発表では、それらの研究成果のご紹介とともに、河田小龍の人物像をアップデートしたいと思います。

第2部-Ⅰ研究発表者:上村 香乃(高知県立坂本龍馬記念館学芸員)
寺田屋で龍馬を取り逃がした後、幕府側はなぜ龍馬を捕縛しようとしなかったのでしょうか。この理由の一つとして、薩長同盟の情報がつかめれば十分であったことが挙げられますが、この他にも理由が考えられます。
龍馬が襲われた寺田屋事件について、これまであまりなされてこなかった幕府側の立場から検討します。

第2部-Ⅱ研究発表者:網屋 喜行 氏(鹿児島県立短期大学名誉教授・吉田本家末裔)
一昨年の総会では、「海南政典」の源流について報告しました。今年は、海南政典の「格式制度改革」とその思想がテーマです。この改革論は、そもそも、弱冠29歳の吉田東洋が、13代藩主豊凞に上書した「有能人材の抜擢論」が出発点で、その後、東洋は、「歴史人物論」11編を経て、最終的には、人材抜擢論を「中以下人材の活用論」にまで展開させ、海南政典の「格式制度改革論」構築に至りました。

【聴講申込について】
参加ご希望の方は、下記学会事務局までお電話・メール・FAXにてお申込みください。
高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会事務局
TEL:088-841-0001/FAX:088-841-0015/Mail:gendai-ryoma@kochi-bunkazaidan.or.jp
FAX・メールの場合は「お名前、住所、電話番号」をお書きください。メールの場合は件名に「現代龍馬学会 研究発表会聴講希望」とお書きください。