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土佐無双直伝英信流居合術 演武

お知らせ

土佐無双直伝英信流居合術 演武

3月30日に、坂本龍馬記念館の八策広場にて、土佐無双直伝英信流居合術の演武を行います。

戦国時代、林崎甚助(じんすけ)を祖として生まれた居合術は、その後いくつかの流派に分かれていきますが、七代・長谷川英信を流祖とする流派が、現在の「無双直伝英真流」と呼ばれる流派です。江戸時代に土佐に伝わり、当時は「長谷川流」という名で、九代・林六太夫(はやし ろくだゆう)以下、多くの遣い手を生みました。龍馬の義理の兄・髙松順蔵のほか、同時代では藩主山内豊重(容堂)、片岡健吉、細川義昌らがこの流派を修めています。
維新後は、武士のリストラや廃刀令によって、各藩の居合術は衰退しましたが、高知の十七代・大江正路は、英信流を後世に伝えられる武道として整理・体系化し直し、全国に広めました。その結果、現在、全国で居合を学ぶ人の流派では、この「英信流」と、英信派から分かれた「神伝流」が全体の8割を占めています。その経緯から、土佐・高知は「現代居合のルーツ」と呼ばれています。
3月30日の演武は、どなたでも観覧いただけます。是非この機会にお越しください。

日時:令和7年3月30日(日)①13:30~ ②14:30~

場所:坂本龍馬記念館 八策広場(坂本龍馬記念館の南側、駐車場)
※雨天時は新館1階ホールにて行います。

観覧料:無料(お申込み不要)